
株式会社アクアリゾート 代表取締役 星の日々感じたことや気づきなどを発信していくコーナーです。
第23話 「 VSOP 」
VSOP、今回はお酒の話! ではありません。
取引先の新潟信用金庫様開催のセミナーで印象的だった内容を少し語りたいと
思います。
当日、講師を務めて下さった方は日本文理高校を甲子園に導いた大井監督※でした。
(※2017年夏まで同校監督を31年間務め、春5度、夏9度甲子園に導いた名監督)
僕が30代の頃(数年前)に聞いた内容ですが、今現在もスタッフに話す事が多く、特に新人採用時には必ず全員に伝えています。
さて、一言で語るには深すぎる内容にはなりますが、要約すると“ビジネスパーソンとしての生き方”が主となります。勿論、そこに性別の関係はなく、ビジネスのみならずライフスタイルにもおいても大変参考になる考え方でした。
◆ビジネスパーソンは社会やビジネスにおいて年代別に成すべき(求められる)
役割がある。
◆年代に応じて身につけるべきスキルや振る舞いがある。
“VSOP”とは年代別テーマの頭文字となります。
- 【V】vitality バイタリティ 20代は体力勝負。
とにかく“行動”あるのみ!!多くの失敗から多くの学びが得られる。
学ぶ為には積極的に行動する。
- 【S】Specialty スペシャリティ 30代はその道の専門家に!!
知識的にも技術的にも、日々研鑽を積み責任を
果たし成果を上げられる人物に。
- 【O】originality オリジナリティ 40代からは自分流が初めて通用する。
20代、30代の過ごし方でオリジナリティに差が生まれてくる。
貴方だから一緒に仕事をしたいと思わせる人物になるべし!!
- 【P】personality パーソナリティ 50代からは次世代の育成。
培ってきた経験や様々な事柄を通じて、次の世代を育成する。
僕は今、【O】のオリジナリティを求められる年代です。
この社会とアクアリゾートで自分らしさを果たして発揮できているのか?
自分だからこそやれている事はあるのか?
【V】、【S】年代で自分が積み上げてきたものは一体何なのか?
最近、とても考えるようになりました。
ビジネスパーソンとしても人生としても、折り返しが迫っているからでしょうか?
とにかく漫然とした日々は過ごせないと、少し焦っています…
【P】を意識しつつ、全力でオリジナリティに磨きをかけなければと。
特にこのアクアリウム業界は未知の領域と可能性が、まだまだ無限に広がっています。
アクアリゾートとしてはじめたからには徹底的にやり切りたい。
「アクアリゾートだから、自分だからできた事」というものを世の中に残したい。
自分らしいシゴトを通じて、多くの人に様々な新しい何かのきっかけをつくりたい。
オリジナリティ道はまだまだ完成に程遠い…
しかし、これらを受け継いだ人が、その人なりのオリジナリティで更に磨きをかけてくれれば、きっと素敵なものに仕上がっていくはず。
これほど嬉しい事はありません。
このようにVSOPが好循環し、社会や企業は少しずつ成長するのでしょう。
話は変わりますが、僕はとても不器用な人間です。(大いに自覚しております)
その愚直さが良いとも評価を頂くことがありますが、やはり周囲の方には多々迷惑をかけていると思います。又、多くの方に支えられ今があります。
だからこそ、パーソナリティを発揮する50代からは、これまで支えて頂いた事や学ばせて頂いた事、それらをしっかりと次の世代へ伝えていけるよう、手前の年代である今この時を大切に過ごしていかなければと思っています。
先を見据えて“今”を生きる事。イチローもこんな事を言っていたような記憶があります。
まずは今の自分と一緒にシゴトをしたいと思う人をつくるところからでしょうか(笑)
先を見据えて頑張ります!!
最後に、約2年間に渡り本コラムを発信してきました。
テーマはその時の思い付きでしたので、見返せばとりとめのないコラムに。
意外とスタッフも見てくれているようなので、このVSOPは是非覚えていてほしいです。
そして、これから先は全力のオリジナリティを発揮できるよう、そして正しく多くを次世代にも伝えられるよう、様々な手法で情報や活動・考えを広く発信していきたいと思います。
と、いう事で一旦、本コラムは定期配信ではなく不定期に、今後はフェイスブックやツイッター・インスタグラム等も使って工夫しながら自分らしく伝える工夫を凝らしてみたいと思います!
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第22話 「 世界遺産 佐渡 」
最近、仕事依頼の関係で久しぶりに佐渡島へ行きました。
水槽設置場所の現場調査や設置作業等、大掛かりな工事も伴う案件が、昨日無事に完了。
訪問機会の度に佐渡島の自然に魅了され、お仕事ではありましたが心も癒されました。
最近の世界遺産推薦についてのニュースもあり、修学旅行(中学生)以来の佐渡金山も
ちゃっかり初日に観光。
当時は薄暗く不思議な印象しか持てなった佐渡金山も、流石に30年経った今では大変興味深い展示と、歴史を刻んできたその空気に興奮を隠しきれませんでした。
新潟県民は佐渡島への修学旅行が多いと思いますが、僕と同様に修学旅行以来、金山観光はしていないという方も大勢いらっしゃるかと思います。
自然と文明が調和する佐渡金山。大人の修学旅行に是非お勧めです!!
さて、佐渡島といえば金山の他にも美しい海をはじめとした豊かな自然が魅力的です。
アクアリウムのレイアウトにおいても、水槽内の岩の組み方や流木の配置、枝ぶり等は、このような自然から多くのインスピレーションを受けます。
大切に守り続けたいと思わせる豊かな自然環境と歴史的スポット。
新潟県民の大切な財産として世界遺産登録を願っております!!
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第21話 「 整理整頓 」
僕は自分自身、キレイ好きだと自負しております。
掃除や整理整頓に特段なスキルや知識がある訳ではありませんが、身だしなみや身辺の整理整頓、特に掃除は苦に感じないどころか結構、趣味のレベルで楽しめます。
そこで今回のテーマは整理整頓です。
整理整頓が持つ意味や効果等に触れていきたいと思います。
まず、僕は上述したとおり、掃除や整理整頓は趣味の領域で楽しめるので、気が付けば自然に身体が動いてしまいます。
敢えて意識的に取り組んではいません。
特に家の掃除は自分のペースでやりたい放題なので、ストレス発散に1日中掃除してる場合も多々あります。
では、職場環境は?というと、、
自分自身のデスク周辺は自己責任で必要か不必要かを判断できますが、他者のデスクや
書庫、ロッカー等の共用部分はそうはいきません。掃除する程度が関の山でしょうか。
ムズムズする事があっても勝手に整理するわけにもいかず。。
社長として、職場環境の整理整頓は徹底したいところではありますが、うまく伝えられているかは疑問です。
又、 「整理整頓、お掃除はスッキリして楽しいよ!」等の漠然とした呼びかけは行動に繋がりにくいでしょうし、人によって優先順位も異なります。
業務として指示強要するのも本意ではなく、社内風土として整理整頓を共通レベルで浸透できればなぁと感じている中、ビジネスの観点で整理整頓についての効果やその意味を調べてみました。
僕が注目したのは世界のトヨタによる「トヨタ式5S」
5Sとは、整理、整頓、清掃、清潔、躾のことを言います。
多くの企業はビジネス改善につなげる為、トヨタ式改善を導入するにあたり、基本的なこの5Sから取り組む事が多いようです。
つまり、整理整頓された職場環境は見た目にキレイという視覚的、印象的な事だけではなく、
利益に繋がる改善への基本的な取り組みであるといえます。
例えば、「ものを探す」。作業場に限らず、デスクやPC、探し物は1日を通してどの位の時間を占めているか?意外と「探す」を「ムダ」と考える人は少ない。
トヨタ式5Sはこれを「仕事」とせず、ムダとしている。
又、トヨタ式5Sでは「何がどこにいくつあるか?」が新人でもわかる程の整理が必要であり、この基礎を築いた大野耐一氏による有名な言葉がある。
■「いらないものを処分する事が整理であり、ほしいものがいつでも取り出せる事を整頓という。ただ、きちんと並べるだけなのは整列であって、現場の管理は整理・整頓でなければならない」
シンプルだが、できているかどうか?状態を維持できるか?を考えると意外と難しく
何気なくできる事ではない。
トヨタ式の整理・整頓とは見た目の美しさ以上に、「何がどこにいくつあるか」が誰にでもわかり、必要なものが誰にでも取り出せ、「探す」「動かす」「運ぶ」といった「ムダ」を省いた状態を指している。
トヨタ式5Sはこの他、この状態を維持する為に「清掃」と続く。
又、生産性の観点から清掃は業者に任せ、その間もラインを動かす方が効率的との考え方もありますが、「職場の環境は自分達で守る」という「全員参画」の意識を持たせるため、何年も自分達で取り組み続けているそうです。
そして、トヨタ式5Sとは「汚したくても汚れない」ほどの改善をして、初めて実行しているといえるそうです。
やはり世界のトヨタです。
企業として、価値の高いパフォーマンスを生み出すためには、当たり前の事が当然のごとくできている状態(職場環境)によって、はじめて成立するという事です。
当社のサービスも創業以来、お客様の水槽は徹底的な美観維持に努める事をメンバー共通の認識として持っていますが、職場環境はどうだろう??
この5Sを意識し、同様に職場環境においても徹底的な整理整頓が為されれば、更にサービス品質向上につながると改めて感じました。
僕も、整理整頓・清掃を趣味の域から特技へとスキルアップを図りたいと思います。
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第20話 「 出世しろ! 」
某TV番組で青山学院陸上部の原監督が、新社会人に向けメッセージを送っていた。
そのメッセージとは、「出世しろ!」。
今回コラムのタイトルにもしたとおり、とても共感する内容でした。
アクアリゾートもこの春から新社会人となるニューフェイスが2名加わります。
又、今期(16期)は若手の中途採用も含めると5名の採用となりました。
コロナ渦が落ち着かない状況下で、歓迎会の開催は現状未定ではありますが、
その時が来たら、やはり彼らに対してこのメッセージを送りたい。
「出世しろ!!」
この一言に込められた真意を原監督はこのように語っていた。
「社会をより良くする為には、それなりのポジションにつかなければならない」
「世の中をより良くする為にも出世しろという意味なんです」
「やっぱり変えるポジションにつかないと社会は変わりませんので、自分が思うような
前向きな社会にする為にもね、出世してほしいな」
出世する為には仕事を一生懸命頑張る事に加えて、人間関係も上手に付き合っていかなければならない。それを踏まえ、前向きなチャレンジをしてほしい。
僕は、社会人にとって「介在価値」はとても重要だと思っています。
「貴方だから、この仕事を任せたい」「貴方に頼んで良かった。ありがとう」
出世する事により介在価値は高まります。又、多くの人やコトに影響を与える事ができます。
ただ待っていてるだけでは環境は変わらないし、変えられない。
会社にとっても、社会にとっても、介在価値の高いビジネスパーソンへと成長する事を期待し、出世する度に”シゴト”をするという事の喜びや価値を感じてほしいと思います。
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第19話 「 仲間の活躍 」
明るい話題が少ない今日この頃。
つい先日、同業の仲間から嬉しいニュースが飛び込んできました。
「2月23日のスッキリに出るからTV観てよ」
大変驚きましたが、日本テレビ朝の情報番組「スッキリ」で俳優の竹内涼真さんと
司会の加藤浩次さんと1コーナで共演されるとの事でした。
その仲間とは”株式会社UWSエンターテイメント代表 宮澤雅教“
( アクアリウムクリエィター GA☆KYO MIYAZAWA ) です。
創業時期が同じUWSとアクアリゾートは長年に渡り交流を深めてきました。
社員同士の技術交流の他、2社協業による作品製作、イベント、etc
又、GA☆KYO氏は年齢も僕と同じであり、会社運営の難しさを共有しながら多々意見を交し合い、いつしかかけがえのない仲間(友)になっていました。
其々、東京と新潟で活動拠点は離れているものの、頻繁に会い交流を深めていました。
ところが、このコロナ禍。
当然ながら緊急事態宣言等、活動制限が設けられて以降は全く会えていませんでした。
(もう2年も経ちますね。。)
電話等で連絡は取り合いながらも、連日に渡るコロナ関連の報道を聞くにつれ、東京を活動拠点とするUWSへの影響が心配でした。
(新潟規模でもこの状況。東京は更に大変なんだろう…と)
しかし、電話口での彼の声はいつも明るく、
「大丈夫、大丈夫。何とかなりますから」
しかも、コロナ発生前にはUWS創業以来、初となる社運をかけた単独イベントを実施していました。
その名も「アクアリウム宇宙旅行」2021 YOKOHAMA
観光業、イベント業への影響が多大なこの状況。
平常時の様に、こちらから気軽に連絡する事にも気が引けてしまう日々が続いていました。
しかし、
その様な中でGA☆KYO氏からの嬉しいニュース。
TV出演!!
久しぶりの会話はとても弾み、単独イベントも高評価との事。
感染対策をしながらも高稼働の様子で本当になによりでした。
ここまでの道のりにおいての苦労を知っているからこそ、本当に自分事の様に嬉しい。
そして、どんな大変な状況においても変わらないその”明るさ“は尊敬に値します。
彼の「大丈夫、大丈夫」は不可能を可能にする力を持っている!!
仲間の活躍は本当に励みになります。
僕も負けないよう、この状況に負けず果敢にチャレンジしていきたいと思います。