株式会社アクアリゾート メンテナンススタッフの安居です。
今回は、アクアリウムの基本「ろ過」についてのお話です!
アクアリウムでは、道具や生き物を使って水をきれいにし、常に生き物が棲みやすい環境を作ることが大切です。
生き物を飼っていると、餌の食べ残しや排泄物によって水が汚染されていき、そのままにしておくと生き物が生きていけない環境になっていきます。
そのため、水が汚染されてしまう前に「ろ過」という仕組みが必要不可欠なのです💡
「ろ過」の種類は大きく分けて3つあります。
①物理ろ過
これは、ろ過の過程で一番初めに行われます。目に見えるような糞や水草の切れ端、食べ残した餌などをウールマットなどを使用し、取り除きます。
②生物ろ過
水をきれいにしてくれる有用なバクテリアの力を借りて行うろ過です。このバクテリアは生き物たちの排泄物によって発生する有害なアンモニアを比較的無害な亜硝酸塩→硝酸塩へと変えてくれます。
このバクテリアを水槽内に定着させるためには、写真のようなろ材というバクテリアの住処が必要です。
③化学ろ過
科学的な原理を用いて、悪臭や汚れの原因物質を吸着し取り除きます。
ゼオライトや活性炭などがあげられます。
これらの原理を利用してお魚たちの住みやすい環境をわたしたちは作っています💡
もし、水槽飼育でわからないことがあればお気軽にメンテナンススタッフにお声がけください☆
一緒にアクアリウムを楽しみましょう🐠💕
株式会社アクアリゾート メンテナンススタッフの鳥谷部です。
先日、とある海水水槽をメンテナンスしようと水槽を覗いたところ、あるお魚が忙しなく動いていました。
題名にもあるとおりオトメハゼさんです。
何をしていたかというと巣穴を掘っていました。
ハゼの仲間の多くは岩の下などの砂を動かし穴を作ります。この水槽のオトメハゼもライブロックの下から砂を口に含み、出てきては吐き出すというのを繰り返していました。
オトメハゼさんは働き者ですね😊
せっかくの作業中にお邪魔してメンテナンスするのは申し訳ない気持ちでいっぱいでした、、、
お魚の行動は見ていてあきませんね!
次メンテナンスに行く時どれくらい巣穴が出来ているか楽しみです!!
こんにちは。アクアリゾート 総務部です。
今回の勉強会の内容は『餌についてのお話』でした。
今回は参加型の勉強会で、『もしこの水槽にエサを入れるとしたらどのくらい入れる?』というお題をもとに、それぞれ見えないように散らばってケースに餌を詰めました。
餌ケースを『せーの!』で見せ合った結果・・・(各々答えを出す瞬間のあのワクワク感、盛り上がりました🤭)
餌の種類も人によって様々。中には餌を混ぜているスタッフも。量もスタッフによって違っていました。
また、入れているお魚によってはレイアウトを工夫して餌を食べさせやすくしたり、隙間の餌を食べるお魚が入っている水槽にはあえて隙間を作ったり、食いつきが悪い場合は餌を変えてみたり、混ぜてみたり。
餌ひとつとってもさまざまな工夫をしているんだな・・・と🤔
参加型だった為、みんなで考えながら自分の意見を伝えたり、アドバイスを取り入れてみたり・・・と、コミュニケーションもたくさんとれ普段とはまた違った勉強会でした♪
両方動画はしっかりと撮っていたのですが、海水の画像を忘れていたため・・・
淡水のみですが、なんとなく雰囲気をお伝えできていたら幸いです(;^_^A
株式会社アクアリゾート メンテナンススタッフの布施です。
お客様の水槽メンテナンスに伺った際に水草に隠れているスーパーレッドチェリーシュリンプの子どもを見つけたので紹介したいと思います✨
スーパーレッドチェリーシュリンプはカワリヌマエビという淡水エビの仲間でその名の通り真っ赤な色で大人になっても4cmぐらいの小さなエビです🦐
このエビの仲間は一生を川や沼で過ごすため水槽内でも繫殖することがあるんです!
メスは1度に20~30個ほどの卵をお腹に抱え込み、ふ化するまでの2~3週間 新鮮な水を送り続け、表面に付いた汚れを取りながら卵を守ります。
ふ化後も1㎜ほどの子どもを見守りながら生活をし、1cmほどになると子どもたちは親元を離れ生活すると考えられています✨
写真に写っている子どもは約6㎜ほどだったので近くにお母さんエビが居たのかもしれませんね🤱🏻
私もお母さんエビと一緒に子エビの成長を見守り、あと少しに近づいている巣立ちを応援したいと思います😄