姉妹園（ここの実こども園）で既に水槽を設置しており、子どもたちが落ち着くための環境として重宝されているのを見て、設置を決めました。子どもたちが泣いている時や落ち着きがない時に、お魚を観察することで心が落ち着く様子が見られ、職員とのコミュニケーションも生まれています。季節感を取り入れた造花やキャラクターアイテムが子どもたちの興味を引き、保護者の方からもご好評をいただいておりますし、お魚に餌をあげる場面では、子どもたちの興味津々な様子も見られます。

なによりも水槽は、子どもたちが園内で過ごすための『ブレーキングタイム』として機能し、意識を切り替える環境をつくってくれています。特に、長い廊下からエントランスや遊戯室への移動時に、水槽の前に子どもたちが立ち止まり、お魚を観察することで心を落ち着かせることができているようです。

子どもたちにとって園内での何気ない移動が一連の流れではなく、”合間に何かを挟む”という役割で水槽が活用されているなと感じています。