株式会社アクアリゾート メンテナンススタッフの布施です。
今回はビンや机に置ける小さな水槽でも飼育可能な「ベタ」というお魚を紹介したいと思います。
近年品種改良も進み、様々な色やヒレが特徴なベタもいてとても魅力的な魚ですが、子育ても魚とは思えない変わった方法で子育てするのです😲
それはなんと!こどものために家を作るのです!
こどもを守るのにこれほど心強いものはないですよね✨
繁殖時期になるとオスは水草や水面に浮いている小さなものを集め、水面で口をパクパクし泡を作り「泡巣」を作ります。
下の写真が泡巣になります。泡なので水面に浮いています!
水槽やビンの場合は、かどに作る事が多いです😊
オスは産卵後砂の上に落ちている卵を1粒ずつ咥え水面の泡巣まで運び、卵が再度沈まない様に泡に固定します。
産卵後2~3日でふ化し自分でエサを食べられるようになるまでオスが世話をします。
稚魚は1~2日ぐらいで泳げるようになるのですが、心配性なオスはせっせと こどもを泡巣まで連れ戻す姿を見る事ができます🤣
しばらくすると泡巣も消え、こども達は独り立ちとなります😭
実はこの泡巣は産卵の時に使われる事は分かっているのですが、なぜ水面で子育てするのか解明されていないのです😣
他の魚に水中で卵を見つかりにくくし、自然にできた泡と勘違いさせるためや、水中よりも酸素量が多い空気中から効率よく酸素を卵に送るためとか…説もいろいろあります。
ベタは大きくなるにつれて色がはっきりしてくるので、大きくなった時にどんな色になるのか楽しみにしつつ皆さんも繁殖にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
株式会社アクアリゾートメンテナンススタッフの三上です。
以前のブログでもお花を紹介したので今回もお花について紹介させて頂きたいと思います!今回は開花はしていないのですがカボンバという水草に蕾が付いていたので紹介させて頂きます!
陸上の植物ではないのに水草にもお花が咲くの?と思われがちですが、陸上の植物同様
水草も花粉を水流で飛ばして繁栄させることができ、このようにして子孫繁栄する水草は水媒花と呼ばれるんだそうです。
そんなカボンバですが金魚藻と言う名前で売られている事もあり日本の水草かと思われがちですが実は外国の水草なんです。
安価で流通量も多く入手が容易なので、その分流失しやすく、水辺に行くと簡単にカボンバを見つけられてしまいます。
馴染み深い水草カボンバを水槽でずっと楽しめるよう池や川に廃棄せずルールを守ってアクアリウムを楽しんでいきたいですね!